8.寸法許容差
 

辺の長さ,各辺の平板部分の凹凸,隣り合った平板部分のなす角度,長さ,厚さ,テーパー角度,高さ,ダイアフラムの傘折れ,ダイアフラムの幅,内ダイアフラムの位置の許容差は表8による。角部の曲率半径及びその許容差は表9による。
但し、辺の長さ,各辺の平板部分の凹凸,隣り合った平板部分のなす角度及び角部の曲率半径を測定する位置は、両端より各々50mmを除く任意の点とする。

 
表8 寸法許容差
項目及び区分 寸 法 許 容 差 規 格
辺 の 長 さ ±1.0%かつ±3.0mm BCP規格
各辺の平板部分の凹凸 辺の長さの0.5%以下
かつ3.0mm以下
隣合った平板部分のなす角度 ±1.0度
高  さ(素 管) ±2mm
厚 さ
(mm)
6≦t<16 -0.3mm +1.0mm
16≦t<25 -0.3mm +1.2mm
25≦t≦36 -0.3mm +1.3mm
角部外側の
曲率半径
(mm)
6≦t≦19 3.5t ±0.5t
19<t≦36 3.5t ±0.4t
テーパー角度 ±1.0度 自社規格
高 さ
(ダイアフラム付)
(mm)
h<400 ±2mm
400≦h<600 ±3mm
h≧600 ±4mm
ダイアフラムの傘折れ 2.0mm
ダイアフラムの幅 ±2.0mm
内ダイアフラム
の位置
(mm)
h<400 ±2mm
400≦h<600 ±3mm
h≧600 ±4mm
備考 1. 平板部分とは、角部の曲率部分を除く平坦な板部分をいう。
  2. 各辺の平板部分の凹凸及び隣り合った平板部分のなす角度は、溶接の余盛り部分を除いた位置で測定する。
  3. 板厚の許容差は、平板部分の溶接余盛り部分を除いた部分に適用する。
  4. 内ダイアフラムの位置は上からの距離を測定する。